ピルで美肌
ピルというと避妊目的がよく知られている効果かと思いますが、他にも色々な効果があります。
今日は私が長年服用していたピルのお話をしたいと思います。
低用量ピルといっても、種類が結構ありますね。マーベロン、トリキュラーなど。
私が選んだのは、ドイツのバイエル薬品のダイアン35というピルです。
このピルは日本では認可されていません。
ダイアン35に含まれる黄体ホルモンの酢酸シプロテロンは男性ホルモンを抑える作用が最も強く、よりニキビや多毛に効果があるのです。
ニューハーフの方ものんでいるという話もききますね。
なぜ、ダイアン35にしたかというと、20代の頃ストレスのせいで顔中にニキビが大量に発生し、化膿して赤くなってしまいました( ;∀;)痛いし切なかったです。
その時、血液検査をしたら男性ホルモンの値が平均の3倍くらいありました。
完全にホルモンバランスを崩していたのです。。当時ニキビの治療としてスピロノラクトンという薬を飲む治療法がありました。
スピロノラクトン、、恐竜の名前のようですが血圧を下げるお薬で、別の効果として、アンドロゲンが結合する部位に競合的に結合するためその働きをブロックする作用があります。その作用を利用してニキビの原因となるアンドロゲンの働きを抑え、成人型の女性のニキビを改善するそうです。
まずは、それを試したのですが、やはり血圧に異常のない状態で飲むのは負担だったのか11日目くらいでお腹のまわりにたくさんの発疹が現れてしまい、それ以上続けることは出来ませんでした。
それで、ダイアン35頼むという感じで飲み始めました。
ニキビがなくなった
ダイアン35を飲み始めて3か月くらいすると、あんなに治安の悪かった肌が回復してきました!
半年くらいするとニキビはほぼ完治しました。これは本当に効果があると思います。
しばらくして、何か月が休薬してみたらやはり、少しニキビが出てきてしまいました。
私にとっては、避妊効果よりもニキビ治療という意味で手放せなくなりました。
ホルモンバランスって大事なんだなと。
本当は、自力でバランスをとれるのがベストですが、私たちって繊細だから色んな影響うけてしまうものですよね。
それは、それで魅力だと思います。
強くなくていいと思います。
だから、自分を責めたりすることは絶対ないのです(何の話?)
そして卒業式
そんな、私のお肌の治安を整えてくれたピルですが、実は全く副作用がないという訳ではないのです。
個人差もあるかもしれませんが、私の場合は気持ち悪さと、ものすごくお腹が空くのと、お腹の部分が張り出てしまう症状がありました。
そもそもピルは40歳を過ぎたら控えた方がよいようです。
という訳で、思い付きでピルを止めてみることにしました。今年の4月ですので、やめてから5か月経ちます。
今は、気持ち悪さもなく、お腹の張り出し感もなく少し瘦せたかなと感じます。ニキビももう出来ません(笑)
何かを手に入れる為には何かを犠牲にしなくてはならないという程、大げさなものではないのですが
当時私は酷いニキビに悩んでいましたので、副作用があったとしてもピルを飲むことを選びました。
いつも思います。副作用のない薬はないし、腫れない整形はありません(話それたぞ)。
腫れない・バレないとか広告に流されてはダメです!
それでも、覚悟して選ぶことです。
これから先、ダイアンを飲むことはないかもしれないけど、ニキビに悩んでいて何をしても治らないというなら選択肢としてピルをいれるのもありだと思います。
ではまた。
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